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長い文章ですので、できるだけ目に優しい環境でお読みいただければと思います。

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トップページ > > FF13 > LRFF13発売前妄想

ここにいるよ

 ここは、どこなんだろう。  何も聞こえない。何も感じられない。  寒くて、寂しくて、真っ暗で——何の息吹も感じられない場所。  でも、後悔はしていない。  最後まで、戦ったから。  最後まで、逃げなかったから。  誰かが想いをつなげてくれるって、信じてるから…  だから、後悔は…してないの。  してない、けど… 『——セラ』  何も聞こえないはず。  でも、どこかから聞こえてくる——私を呼ぶ、いくつもの声。 『ただセラを救いたいだけの…機械のような存在だ』 『セラ。俺が死んだら、お前に会えるのか…』  何も感じないはず。  …でも、温かくて、なのにどこまでも寂しくて、悲しくて…"私"が、揺さぶられる。 『…セラ。救えなくて…ごめん』  ねえ、何度も何度も、聞こえたよ。  その度に、いいよって言ってるはずなのに、私の想いは、深い黒にかき消される。  もう、謝らないで。  お願い。…もう、泣かないで。  あなたを泣かせてるのは…私? 『セラに…会いたい…』  声にならない、声。  もう、抱きしめる腕がない。抱きしめられない。  ごめんね。だけど…私は…  私は…ここに、いるよ…
いると…いいなと。
急に、セラさんを書きたくなりました。 これの続きのような文→「声のない会話」