■注意書き■(再掲)
- ホプライもさることながら、ノエルというキャラとノエセラの信頼関係と、様々なキャラが好きな、いちユーザーの感想です。
- 少し厳しめかもしれません。
- 前半の多くはプレイ当時に書いたものを若干清書したくらいなので、ほぼ、その時々のテンションそのままです。あんまり冷静になってないです。同じこと何回も書いたりして読みづらいです。すみません。
それとシステム等よりもストーリーに関する感想が主な内容ですので、ネタバレしかありません。
- 後半は、色々無視しすぎてるただの妄想になっています。
- いずれにしても個人的な感想であり、全てのユーザーさんのご感想とは異なる部分もきっと多いかと思います。気分を害されたりしたら申し訳ありません。
- ※12/3追記:書いてからさらに数日経って、2周目をしたり色んな方の話を聞いたりしているうちに多少考えが変わりつつある部分もあるかもしれません。(というか1回目やったときは映像見ただけだとエンディングがよくわからなかったりしたりして)ちょっとよくわからずに書いてた部分もあるかもしれないなーと思ったりもしています。その内またまとめ直すかもしれませんが、とりあえずはこのお恥ずかしくみっともない感想を出しておきます……。
目次
- 今回泣けたところや気になったところを、ざっくりと箇条書きに
(システム等)
(世界観など)
(メインクエスト)
(サブクエ関係)
(最後の日)
(その他)
- わからなかったところ
- ノエル好きとして、ノエルについての時系列での感想
「あああ、これだからノエルって好きなんだ……!」
「人でなしはあんただっ!」
「ノエルの幸せはどこに……」
「少し変わった?」
「セラまでそんな……」
「……ごめんノエル、人でなしだなんて言ってごめん」
「あー、よかったね。でも、うん。やっぱりちょっと人でなしかも……」
ノエルについてのまとまってないまとめ
- 全体についてまとまってないまとめ
- おまけ:じゃあ何がよかったって言うんですか妄想
- 終わり
- 画面酔いした。探してると地面から上まで見なきゃいけないし疲れた。
- ウィルダネスの音楽がよかった。ちょっと軽めの曲多いなあという印象もあったけど、全体的によかったです。サントラは迷い中。
- 時間制限が焦る。ノエルもスノウも目の前で箱舟に戻される……。なのに焦ってやってたら時間が結構余った。
- 人の命も効率が大事とか言ってることにやや泣きした。これは確かにCERO15ですね。あまり年若い人達にはお見せしたくはない文章も多いような……。効率が大事とする一方で、効率よりひとりの人=セラが大事という考えでライトさんが動いていて(最初はね)、こういうところは何だかなあと少し思ってしまう。
- 一方終末感があまり感じられない世界観にほろ泣きした。ユスナーン、うーんこうして楽しく過ごしていたら終末も怖くないのかな。ウィルダネス、普通の草原……?ルクセリオは雰囲気出てた。
- レストランがあったし、遺跡に閉じ込められた人達が死んでいたりということで、食料は食べないと生きていけない世界だと思うんだけど。動物は生まれないけど植物は育てられるんだとしたら、みんな菜食主義者?そうじゃないと食料とする動物が減って行くもんね。でも人口を維持するために食糧危機に陥ったりしない?変な細かさで気になってすみません。
- 命が生まれないはずなのにオーディンはチョコボに転生していたり、サブクエで卵が孵ってたりしてちょっと驚いた。その辺普通に理由もなくスルーされてて、余計気になった。
- ユスナーンの電力はどこから捻出してるんだろう。
- 数々のホプライな会話に嬉し泣きした。
「世界中が解放者を恐れても、僕はライトさんの味方です。」
「なあ、ホープ。私の背中を守ってくれるか?」「ええ、もちろん。いつだって守りますけど?」
「食べちゃうにゃん、だ!」「やりましたね、ライトさん」「何がおかしい」みたいな。
「できるかそんなこと!」「できるできないの問題じゃないですよ」「やるしかなければやるだけか……」
「よかった、ヴァニラさんも元気そうですし」「嬉しそうだな、今までになく。ヴァニラだからか?」「そんなことないですよ。からかわないでください、ライトさん」
「僕はあくまでライトさんの、ライトさんとセラさんの味方です」
「あの人、ライトさんをデートに誘ってたんでしょうか」(サブクエ)
「なんでわかったんだ?〜言葉にはしなくても、想いは伝わるのかもしれないな」
「例え神意に背くことになっても、僕はライトさんの側につきます」
ライトさんの物語というより、ホプライの物語ってことかと。
- ホープと話した時の選択肢。「アイテムを補給する」「ホープと話す」が並ぶと、どうしてもホープを補給するに見える。笑
- ライトさんてほんと昔から、何かに使われ、そして反抗する人生。軍に、ファルシに、エトロ、ブーニベルゼに。使われてばかり。段々使役者がでかくなってくけど!そして最後には叛逆。あ、エトロは別か。
- ところでホープは169年前まで人類のリーダーだったということだけど、人工コクーン計画があれほど派手に失敗したのにそれでもリーダーであり続けられたんですね。駄目かなそこは突っ込んじゃ。なんだかんだ、有事の時はホープじゃないと!ってことかな。
- ルクセリオのノエルイベント。ユールが好きなことはわかるけどセラや破滅させた世界について一言もないなんて、ノエルがあまりに人でなしすぎてリアルに泣けた。もうノエル小説なんて書けないと思った。詳しくはあとで。
- ルクセリオの後、やる気が出なさすぎて泣いた。やって1日でもうやめようかなと思ったゲームは初めて。励まし合って何とか持ちこたえましたがw
- まったくノエルミ要素なさそうで。というかノエルもスノウでさえも、ルミナのこと何も思ってなくて泣いた。あれ全然セラのこと思い出したりしないんだ。スノウも「悪魔か、あのガキ」と。まあそれまでにいろんな経過があったかもしれないけども。
- ホープがノエルくんじゃなくノエルと呼んでた。距離感の接近が気になって。一緒に戦ってる間に……?
- スノウのメインクエスト。確かにちょっとライトさんからスノウへの気持ちみたいなものが感じられてちょっと泣けた。スノライというのもわかる気がした。スノセラというよりスノライ……いやホプライがなければ……
- だけどスノウって人は、セラに始まりセラに終わるんだなー。例えばノラのみんなのことはどれだけ考えたんだろうか。
- モグとヴァルハラの天使へのライトさんの優しさに泣いた。ライトさんがヴァルハラの天使に「クエー、クエー」って言ってて和んだ。
- ここまで来ると想像もついたけど、モグもセラのことは言えどノエルのこと言ってくれなくて、やや泣いた。というかモグですら気にしているのにノエルはさ……
- 女神の神殿で落ちまくって泣いた。ちょっとした弾みで最下層まで落ちるのはやめていただきたい……。
- ユール達の静かなのに情熱的すぎるカイアス愛に驚愕して泣いた。世界を壊すほどの獣ユール……か……ノエルは果たしてどうなる……(とその時は思っていた)詳しくはあとで。
- でもライトさん、ユールの話を淡々と聞いて、ユールの願いを叶えるとか言うけど。何か怒りはないの?世界を壊したこと、それによってセラを死なせたこと。その真の原因は目の前にいるんだよ。いくら感情が希薄といっても、セラのことなら怒れるんじゃないのかな……
- それにしてもカイアスが強すぎ、泣けた。やり直しこそしなかったけど辛勝。でもカイアスの落とした武器が強すぎて嬉し泣きした。
- ヴァニラがかわいかった。でもやっぱりあの頭巾(頭巾って古い言葉ですが……w)以外にも聖女らしい衣装にしてあげてほしかった。頭は聖女っぽいのにそれ以外は前のままで違和感あるよ。
- ヴァニラは結構、ファング以外の死者達のことも考えてて、ちょっと感動泣きした。
- ホープがファングさんだけに冷たくて泣いた。「ライトさんの仲間だった人ですね」ってあなた……。ヴァニラにはあんなに嬉しそうにしてたのに……。
- しかしファングさんもクエストが終わったらなんかあっさりしてるなー。ずっと一緒に行動したいんですけど……。
- サッズさんは眠ったドッジくんを見て何百年。サッズさんはサッズさんで、ドッジしかないんだなあ……。バラバラになった心を集めて、ひなチョコボを呼んで、遊んだら闇から復活、かあ。親の愛には感動したけど、でもその後話しかけても、「姉ちゃんありがとよ」みたいなコメントしか言ってくれない……。寂しすぎ泣いた。しかしまったくメインストーリーとは関係のない話で、どこかサブクエと変わらないんじゃないかと……。
- メインクエスト終わって、全体的にシナリオに食傷気味で泣いた。みんながみんな身近な特定の誰かのことばかり考えてる。セラセラセラユールユールヴァニラドッジってもちろんみんなの気持ちは大事だよ、でもそれ以外ないのかな。ノエルは腕の中で看取ったということで言えば、ユールだけじゃなくてセラを考えなかったかな。スノウはセラだけじゃなく、置いてきてしまったノラとか、途中で別れたホープやノエルを考えなかったかな。モグも、セラのことだけでなくノエルのことも気にしてほしかったな。特定の誰かのためだけじゃなくて広く考えてるのはヴァニラさんだけだと思った。ライトさんは最初セラのことだけだったけど、サブクエやってく中で優しさも感じられて、ちょっと印象変わった。あとは最後の日あたりはヴァニラと、そしてホープのために……
- それとどこから始めてもいい自由度の高いクエストというふれこみではあったんだけど、クエストやキャラ同士の繋がりが全くなくて味気なかった。もう少し何か、キャラ同士で何かあってもよかった……
- 6日経ってメインクエストが終わった時点で、暇すぎて泣けた。サブクエもだるいよ。
- ルミナがかわいかった。ルミナがいなかったら多分激しくつまんなかったと思った。
- シド・レインズはかっこよかったけど、姿だけだった。中身はもう混沌に融けていた……
- サブクエスト&祈りのキャンパスがだるすぎて泣けた。いや、それなりにやりましたけど。モノ探し、ヒト探し……。誰がいつどこにいるんだかわからんし……
- サブクエストにアリサの名前が出てきて嬉し泣きした。「あれこの文章アリサっぽいな」と思ってたらほんとにそうだった。
- なぜかひとりだけ年をとって死んだ恋人に、モブが「ババアでもいい、もう一度会いたいんだ!」といってて泣けた。いい話。
- 「いなくなったエトロの代わりに誰かが役目を継がなければならない」とまた死んだモブがライトさんに語っていて、こんな大事な話をサブクエでやってもいいんだろうかと思った。
- ホープが神に見捨てられて、いなくなったとき。「覚えていますか。背中は守る、前だけ見てろって……」「違いますよ、あなたがついていてくれるって信じてたから、僕は何も怖くなかったんです」「そう、何も怖くない。あなたに会えてよかった」に泣いた。誰もいない箱舟で「行ってしまったのか」と呟くライトさんに泣いた。モグじゃ代わりにならないんだ……
- 救世院でノエルが「ライトニング!あんたが神に逆らうわけは——セラを助けるためだよな」で、FF13-2EDを思い出しながら「セラを頼む」決死の覚悟。人でなしだなんて言ってごめん。泣けた。詳しくはあとで。
- 「死んでも離さねーからな」ファングさん……かっこよすぎて……
- よく考えるとスノウが何をしたかって、天井から降ってきただけだったように思えた。もっと何か見せ場があってもよくない?
- ボス前の雑魚敵のはずが強すぎて。瞬殺されたし。
- ブーニベルゼのホープへの仕打ちに泣いた。
- しかしホープ=ブーニはなんだかものすごいとって付けた感……。
- 「ホープの心をどこへやった!」その後のバトルの真綾さんの気合い入った声。感情入ってるよ……。全然欠けてないよ、作り物じゃないよ、ライトさん。
- ブーニベルゼ第4形態がなかなか倒せなくて泣いた。原因はオーディンのくれた武器がノックダウン-90%だったから……。オーディン、余計なことを……。
- 「ひとりにしないでくれ 私を助けてくれ」その時に、手が。「聞こえたんです、あなたの声が」ライトさんの魂が……ホープに救われた……。ED後オートクリップで読む。「希望の手を差し伸べたのは、ホープだった」感動。
- それにしてもなぜホープは小さくなったの。27歳でもよかった……それかちょうどよく21歳くらいに戻ってほしかった。笑 あなたの声が聞こえたんです、を大人ホープくんのビジュアルで見たかった……
- 「セラ?!」とスノウとノエルが同時に言ったこと。でもこんなことで喜ぶくらいに私のノエルへの期待値が下がってしまったことにも泣いた。
- 「お姉ちゃん、私も戦える」FF13-2の衣装を着た、強くなったころのセラだった。
- 「死なせない!」詳しくはあとで。
- カイアスが格好良すぎて泣けた。だけど、本当はユールだけじゃなくて、カイアスにも生きていかなきゃ駄目なんだとノエルに言ってほしかった…………カイアスにも生をやり直してほしかった……これも詳しくはあとで。
- 分裂?!そんなことがあり得るの???いやまああり得るかどうかなんて、そんなこといったら今までのストーリーも何も成り立たなくなるけどさ。
- 「会いに行くよ」……か……ハッピーエンドですね……フランス語が書かれててワイン畑みたいな雰囲気なんだけど。普通に電車がある文明……なんかこう新しい星っていうから石器時代とか想像しちゃってたけどそういうんじゃなかった……。
- それにしても発売前最後のファミ通は、発売前だというのにシド・レインズとかブーニベルゼとか出しすぎてましたよね?結構な終盤の画像まで出してたけど、なんかネタバレ感あったし、あそこまで絶対やらなくていいと思った。つい読んでしまった私も私だけど、びっくり感が少なくて泣いた。ホープ=ブーニとか。
- なぜドッジくんの心はバラバラになったんだろう
- もう監視が不要だから切り捨てられたといって消えたけど、その実は神の器だったホープ。別に切り捨てられてもなかったのになぜ消えたんだろう
- 作られたセラはどうなったの?本当のセラはどこから来たの?死者の魂も連れていけるんだっけ?それか、作られたセラの中に入ったの?
- 本物のセラは「会えない事情があるんですよ」とホープが言ってたけどどんな事情だったんだろう
- そういえば結局13−2のスノウはどうして黒ユールにとらわれてたの?
- そういえば13-2の黒ユールは、結局女神の神殿にいた情熱的なユールということでいいの?世界の崩壊を邪魔させないために、スノウにとりついてたの?
- そういえば13-2の黒ユールは、セラにとりついていた感があったけど。「闇に溶けるの」といってたけど。とらえてたの?融けてたの?特に意味はなかったの?
- カイアスって死んだんじゃなかったの。あ、あれ。情熱的なユールの混沌の力で甦ったということ?
- ライトさんは実際ルミナみたいな子供だったんだろうか……
- ルミナはセラの魂をいれるための箱っていうだけのために作られたとあったけど、誰が作ったんでしたっけ。
……読み飛ばした?
時間の経過から言いますと、こんなかんじ。
- 「あああ、これだからノエルって好きなんだ……!」
- 「人でなしはあんただっ!」
- 「ノエルの幸せはどこに……」
- 「少し変わった?」
- 「セラまでそんな……」
- 「……ごめんノエル、人でなしだなんて言ってごめん」
- 「あー、よかったね。でも、うん。やっぱりちょっと人でなしかも……」
こんなアップダウンに富んだ感想です。
「無意味に人を殺しておいて、何が願いだ!」
「見損なうな。こんな奴ら、仲間でも何でもない。血に飢えた人殺しどもだ 」
ルクセリオの殺人事件で、闇の狩人が解放者を殺すという話を信じる狂信者を前にして言った言葉。
だからノエルって素晴らしい。やっぱり変わらない。ノエルらしくって好きです。生きることを大事にするノエル。
ややストーカー的な側面も持ちつつも本質的に変わっていないノエルが見れてよかったと思った、最後の瞬間。
しかしその後登場のルミナ。
「だってノエルは、今はもういない人との縁に縛られているんだから」
目の前で死んだ女の子のこと、ということで出てくるのがユール。
ええええええええっ!!!!!!!!! ユールだけなんだ!!!!!!!!!!!
ま、まあそれでも後で言及されるかもだし気を取り直して、直前で箱舟に連れ戻される事態になりながらも、ノエルと戦闘。
相手がノエルなだけに戦いたくない気持ちもあったんですが、戦いたくないとか言ってられない。負けそう。
ということで、ノエルをライブラしました。
ノエル・クライス。HP256000。主な生息地、光都ルクセリオ。
生息地か。ノエルは絶滅危惧種なの?というセラの言葉を思い出した。笑
まあ、和んだのはこれくらいで。
戦闘終了して、予言の書をノエルが壊しました。
で、最後にユールの幻が出てきて、もうすぐ会えるよと言ったとき。
ノエルは嬉しそうに笑って、新しい世界には闇はそぐわないから闇から足を洗うというようなことを言った。そしてこれでクエスト終了。
自分の中で決定的に終わった。
ああ、ノエルはほんとにもうユールのことしか考えてないんだ。
別にカイアスもセラのことも、ホープもスノウも、自分が壊した世界のことも何もないんだ。
ここから色んな憤り。
なんなんだ13も13-2もそうだったけどセラセラユールユールって……!
ライトさんはライトさんで相変わらずセラセラだし。
ノエルはノエルで相変わらずユールユールだし。
いや、別に?ノエル→ユールは、まあ、あると思うし、それはそれでいいんですよ。
確かにノエセラがいいなとは思ってたのは事実ですよ、一方ではノエルが幸せならノエユルだって応援しようと思ってた時だって、あったんですよ。
でもーーーーーーー
あなたにとってーーーーーーーーーーーー
セラを死なせたことはーーーーーーーーーーーーーーーーー
一言も口にしないくらい、気にならないことなのかっ!!!!!!!!!!
守りたかった、守れたと信じてたって慟哭してたのに!!
ユールとの約束を守れなかった、と言っていたけど、セラを導くってライトニングとの約束だって守れてないんですよ!そっちはいいんですか!
傷つけたり死なせたり絶対にしない、っていう約束も、守れてないんですよ!
セラのことがなくたって、あなたの目の前にはあなたの行動のせいで苦しむ人達もいるんですよ! 気にならないんですか!
オートクリップには「現代に続く世界の崩壊を招いたこと、セラを亡くしたこと、そしてユールへの誓いを果たせなかったこと——それらすべてが重い悔恨となって(略)」とあるけれども。
何もそういう素振りはなかった……。
ノエル「人ならざる?人でなしかよ」
私「人でなしはあんただっ!」と言いたい。
13-2では自分の幸せは二の次にして、セラを助けたり、自分が消えても構わないと言ってたけど、別にそれは本心ではなかったのでしょうか。
望んだのは、みんなが生きてる未来じゃなくて、ユールが生きてる未来だったんでしょうか。
ユールさえ生きていれば、と思う人になっていたのでしょうか。
私は……あなたがわからなくなりました………………………………………
それとも、あれですか。
ルミナに予言の書を渡されて、毎日見続けて、
「ライトニングを殺せばユールと会える」
「ライトニングを殺せばユールと会える」
「ライトニングを殺せばユールと会える」
「ライトニングを殺せばユールと会える」
「ライトニングを殺せばユールと会える」(以下略)
みたいな状態になってしまったんでしょうか。
サブクエで、犯人を絶対に許さないと日記に書き続けて狂ってた人もいましたね……。あんな感じだってことですかね……
何百年という長い月日が、ノエルという人間の心も変えてしまった……
私の好きな、いろんな人のことを考えるノエルは、セラが死んだ時に一緒に死んでしまったのです。
人として、確かに闇堕ちしていた。血も涙もなかった……
自分の愛する人のためだけに動く姿は、何も望まないように見えた彼の生々しい人間性なのかもしれない……けどね。
それがわからなかった私はまだまだだってことでしょうか。
別に、ノエユル、でもいいんですよ。
でもどうしてノエルを、ユール以外気にしてないみたいなキャラ設定にしたんですか………<制作陣
ノエルさんはみんなの幸せを願える人ですよ………
というわけで。
私はもうこの時点でやる気を著しく失いました。。。
ほんとにもうプレイをやめようかとも思いましたけど、なんとか続行。
ウィルダネスの女神の神殿でカイアスとユールに会いました。
ここも、衝撃。
「わたしは願ったの。カイアスと永遠にともにありたい。ただそう望んで、彼に混沌の力を贈った」
「解放者よ、彼を救って」
ノエルはユールユール言ってたけど、ユールはカイアスカイアス言ってる。
ノエルって一体。ノエル好きにとって鬱な展開……。
「もう一度生きたい、またカイアスと逢いたい。」
「その想いが幾重にも重なり やがて一つの闇を孕んだ」
「意志というより、それは欲望。ただカイアスと共に生きたい。狂おしい渇望に突き動かされる、いわば獣」
「矛盾するわたしたちを結ぶものは、カイアスへの想い」
「わたしが望んだから、カイアスが望まぬ生を得た。わたしのせいで世界が混沌に……」
へ、へー。じょ、情熱的。
いや、元々カイユルは考えてたからそこはいいんですけど、想像以上。
っていうかあなたが世界崩壊の原因ですかっ!今までずっとカイアスがどうのといってたけど、そうじゃなくて、ユールが原因。カイアスを慕うがゆえに、闇を生み出してしまった……
だからセラが死んだのに、あなたはわかってるのですかっ!
「心残りがあるの?」とのルミナとの問いに。
「「彼」と約束したから……また会えるって」
「カイアスじゃない誰かさんに惹かれるユールもいるみたいね」
へー。ここでノエルが出ますか……。
ノエルの時はセラのことはこれっぽっちも出なかったのに、ユールの時はノエルがちょっと出るというのは、何かの布石ですか?そうですか?
へー。そうでしたか……。
もはやどうしていいかわかりません。
何と言ったらいいのかわかりません。
つい、ふざけんなと思ってしまう。
一人一人違うっていったって、虫がよすぎるでしょう!
なんて罪な女……。
「わたしが望んだから、カイアスが望まぬ生を得た。わたしのせいで世界が混沌に……」
とは言うけどね。
そこにもう少し加えてほしい。
あなたの一時の気の迷いのせいでセラが死に、ノエルも混沌だよ……!
ああもう。ノエルに平穏な日々は本当に訪れるのだろうか。ノエルの幸せはどこに……
くっそ何なんだ、と思うのに、ライトさんが何も怒ってくれない!
もっと怒ってやってよ!ふざけるなと。だってユールがこんなんじゃなかったら、ライトさんだって不可視の混沌に引きずり込まれなかったのに! セラだって……(以下略)
なのに、ユールの願いを叶えてやるとかやけに素直にカイアスを倒そうとする。セラのために怒らないの……?
ええええーーー何か違和感……!
何か、足りないよーと思う。
それとも、感情が希薄になったからもうそういう気も起きなくなったって、ことなんですか……
わからないよーライトさん……
そういう背景は、どれだけストーリーで汲み取ってもらってたんだろう。
ノエルの一件でトラウマとなったため避けていたルクセリオの街に、サブクエ/祈りのキャンパスのために夜再訪。
ノエルが走ってる!!!!
「今ひとつひとつ噛み締めてる
何百年もの間に起きたできごとの数々を 俺に未来を託して去っていったやつらのことを
この腕の中で看取ったかけがえのない命のことを」
「闇は必ず祓う
そして光に向かって、歩き出すんだ
いつか胸を張ってもう一度あいつらと 死んで行った魂と会えるように」
闇落ちから救われて。少し考えが広くなったんでしょうか。
何百年もの間に起きた出来事の数々をって、ホープとか、スノウかなとか。あとアリサなんて入れてくれたりするとより嬉しい。
俺に未来を託して去っていったやつらは、村の人々かなとか。
この腕の中で看取ったかけがえのない命って……やっぱり、ユールなの?セラも入ってるの?
まあ、少しだけでも入ってくれてると嬉しい……あなたを終わらない夢から助けてくれたパートナーだよ……
ノエルを追いかけて気付く。同じように ノエルを追っかけてる人達がいる。
「あの人が狩人?」
「光の狩人になったらしい」
「ノエルさんって人に助けてもらっちゃった」
「狩人だって?正義の味方だったんだな」
「狩人様は慈悲深いお方だよ。悪人だなんてとんでもない」
いろんないい評判。
心を入れ替えたんですかね……
ついにセラの幻に会う。
「おかえりなさい、お姉ちゃん」
ちなみに、セラの映像があまりかわいくない。13の服より13−2の方が好き。
「私たちはまだ過ちを知らなかった。何の意味もない戦いに希望を抱いた」
……13も13-2も否定されているような気がしているんですけど……。
「時を超えたお前の戦いも無意味な過ちだったのか」
「だって何にもならなかったよ」
何。
後悔してないって13-2の手紙で言っていたセラはどこに行ったんですか!!!
「命がけで戦ったのに、世界は壊れて私は死んだ。これが失敗でなくて何なの?」
「だから私は捨ててしまうの」
「意味のない過去はもう振り返らない。過ちの記憶は切り捨てて……(なんとかかんとか……)」
わーノエル……
13も13-2って何だったんだと言いたくなる。
そして、ここでライトさん。
「少し言わせてくれ」
「結果だけ見れば失敗だったかもしれない。かといって、旅の間の想いや出会いを、すべて否定はしないでほしい」
さすがライトさん!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ほんとだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
プレイヤーの思いも否定しないでください……
「ごめん 私は二度と思い出したくない。なかったことになればいい」
ノエルには、ノエルとセラの信頼まで無視され、
セラには、あの旅が過ちだったといわれ。
どうすりゃいいの!!あの信頼関係が好きだったプレイヤーは!!!
「セラの言葉が信じられなかった」
「本物とは違っていた、何かが違っていた」
同じです、ライトニング姉さん……。
っていうか旅というよりそもそも遺跡に踏み込まなきゃよかったのですよセラさんはもう。
どうやらこれは作り物のセラのようだということになって、なんとか持ち直したんですが。
またライフが減りました。
げんなり。
……もしかしてノエルもそうだったんだろうか。
世界の崩壊、セラの死、ユールの約束を守れなかったこと。
全部が辛すぎて、目の前の予言の書に書かれている以外のことは忘れてしまいたいという。
……それともやっぱり、シナリオの都合上ってやつでしょうか……
最後の日、儀式を邪魔するために大聖堂潜入。
ライトさんが囲まれたところで、ノエル登場!
「妙なことになってるな」
ノエル!!!!!!!!!!
「あんたは神の使いだろ。救世院は味方じゃないのか」
いつものノエルっぽい。
「だけど儀式を邪魔したら、神に逆らうことにならないか」
「ああ、そうなるな」
「神に背くと認めるわけだ」
なぜかなんかかわいい。
「人の魂を未来に導く、それがあんたの大事な使命だ」
(といってライトさんに武器を向ける)
「そんな仕事を投げ出す理由はたったひとつしかありえない」
「ライトニング!あんたが神に逆らうわけは————セラを助けるためだよな」
といって兵士?たちと対峙するノエル………
「走れ!」
(走って行くライトさんに)「ライトニング!」
(敵に挟まれつつ)「……セラを頼む」(FF13-2エンディングを思い出すノエル……)
かっこよすぎる。
ノエル……
ごめん、人でなしだなんて思ってごめん……
やっぱり、ちょっとでもセラのこと気にしてくれてたんだよね……覚えててくれたんだよね……
感動した。
このシーンだけは、2回見ました。笑
泣けた。
このまま生きて最後を迎えられたら、またユールに会えるって思ってたかもしれないけど。
この時は、死を覚悟するくらいの気持ちで、セラを助けたいって思ってくれてたんだよね……?
と思いたい……
つくりものじゃない、ほんとのセラが現れたとき、スノウと一緒に「セラ?!」って言ってくれた。
いやでもほんとそれだけで少し嬉しくなるくらい私のノエルに対する期待値が減ってる……
ブーニベルゼを倒しました。神すぎるライトさん。
「神のいない世界が始まる」
しかし、死の神も必要です。それがないと、生命の循環が守られないとのこと。
ここで現れたのがカイアスとユール。
カイアス「だが死の神は必要だ。死者を見守り、救う神がな」渋かっこよすぎる。13-2の時は気付かなかったけど。
ユール「だから私たちは冥界へ、(なんとかかんとか)死の闇に身を投げましょう」
ここでノエル。
「死なせない!」「違う!ユールは生きるんだ!生きていかなきゃ駄目なんだ!」
闇の中をもがきながらユールを探す。ちょっとかっこいい……けど……
「ならば代わりに君の命を貰う」
カイアスがノエルの首を捕まえて持ち上げる。
「上等!持ってけ……!」
というと、カイアスが少しだけにやりと笑ったような感じで。
「魂をかけて誓え。二度と離すな」
カイアスがかっこいい。
そして、カイアスは最後の巫女だけを大勢のユールから切り離してくれたようです。
おおお、魂は一つとか言ってたのに、分裂したんだ……!
ノエルが嬉しそうに見つめる。ユールも見上げて微笑む。
はは、ノエルさん、よかったね……最後には俺のユールに会えたんだねー。へー。よかったね。ただ一つの願いが叶ったんだ……
最後の最後で俺のユールを救った……
いいエンディング……?!
と思いつつ、なんとなくやっぱりもやっとしたんです。・゜・(ノД`)・゜・。
ノエルの幸せは嬉しいはずだけど。
なんでだ?と思ったんですけど。
一見きれいなエンディング。
でも。13-2のノエルや今までの経緯を考えると、ここでもちょっと待ってくれー、って思っちゃうんです。
「死の神は必要だ」「死の闇に身を投げましょう」と言われたとき、「死なせない」とノエルはユールを捕まえに行こうとしたけど。
ねえノエルさん。あなたの願いは何だった?「みんなが生きてる未来」だよね?
……カイアスは生きていかなきゃ駄目じゃないの?あなたの師匠は気にならない……の……?
FF13-2で、「君がユールを守ればいい」とカイアスに言われた時に「どっちか一人がいればいいってわけじゃない!」と答えたり、セラに「カイアスに生きててほしい」というようなことを言ってたノエルは……どこへ行った……(あれこれは小説版だっけ)
俺のユールだけがいればいいのか……?
俺のユールがいれば、死の闇に身を投げようとするカイアスに何も言う必要はないのでしょうか……
いや、そんな人じゃなかったはず。
もう少しカイアスのことも気にしてほしかっただけなんです。誰かが死の神にならなきゃいけないなんていう決まりがあったとしても、みんなが生きてる未来に……カイアスもユールもふたりとも、って思ってほしかったなあ……ノエルには……他にそれを考えてあげられる人はいないのだから。
あー、結構私、AF700年コンビも好きだったのかな。だから余計かもしれない。
まだ、カイアスもユールもどちらも救おうとしたけど駄目だったって言われた方がよかったような……
大体。
別に、ユールがだめだというわけじゃないんですよ。
でも、ストーリー上、それで丸く収めちゃうんだっけ。
確かに俺のユールは他のユールと違うかもしれないけど。ユールは”ユール”でもある。
実はユールは世界を壊した真の原因で、ということは間接的にはセラを死に至らしめた人でもあるはずなんだけど。
それをもし知ったら、(本来の)彼は許せたんだろうか。そこに少しの葛藤もなかっただろうか。
セラのことだけじゃない。混沌のユールとしてのそういう過去もすべてなかったことにして、俺のユールだけしか見えないんだろうか。
ああ、深く考え始めると駄目だ……
なんだろう。
ホプライはよかったなあ。ホプライ幸せになってくれ……
と思うのですけど。
ノエルのために、EDを素直に喜べない自分がいます。
ノエルすごく好きなんですけど。
いやまぁ他キャラに比べたら見せ場はあった気がするし、それはいいんですけど。
でもなー。どうしてこんな子に育ってしまったのだろう。なんでそういう子に育てたんですか、制作陣……
いやね、別にね、いいんですよ。ノエルが人並みに幸せであればいいと思ったのは、変わってないです。
でも。
ノエル。みんなのことを考える子だと思ってたのに……。みんなが生きてる未来を望んでると思ったのに……
一緒に旅をして、辛い夢の中にも助けにきてくれたパートナーのセラのことは、一言も発さず(あとで言ったのは、すごくよかったんだけど)
自分が破滅に追いやった世界のことを何か気にかける風もなく(なかった……ですよね?まあ確かに最後は贖罪のためにか光の狩人になってたけど)
ひたすらユールのことばかり。
最後の日、死の闇に身を投げるというカイアスとユールに、死なせないと言ったのはユールにだけだった。カイアスにも言ってあげて……。
それに一人一人違うといっても、"ユール"という存在は世界の崩壊とセラの死の真の黒幕……なんかさ、何かしらさ、なーんも葛藤なかったのかな……!
セラとは再会を喜ぶシーンもなかったんで、なんか、落ち込む。まあそんなこと言えばライトさんとだって結構あっさりしたもんだったし、スノセラだって隣り合ってただけで何もなかったんだけど。まあここまで来れば応援したくなるスノセラも見たかった気がするけど。
モグが消える時も、何か一言ノエルからもあってほしかった……ノエセラモグの2人と1匹コンビとノエモグのやりとりが好きだったのにな。ノエセラはまあ全て終わった後に何か話せるかもしれないけど、ノエセラモグはもうなさそうじゃないですか……!
あれ、求めすぎですかね……
でも、ちょっとね。
ノエルという人を、そういう描き方をされたのが、何だか……悔しさがあるんです。キャラのブレを感じます。
ライトさん視点で言えば、いいエンディングだったと思えるような気がするんですけど。
ふとノエルで考えると、悪くはないんだけど、なんだかなあ。
13-2って、なんだったんだ……
あの信頼関係を結んだ旅は何だったんだ……
いくらノエセラがないと言っても、コンビ愛まで否定する必要はあったのか……ノエルのキャラクターまでブレさせる必要はあったのか……
セラはあなたを救ってくれた人ですよ……セラがいなかったら単に消えてただけかもしれないのに。
やっぱりみんなが生きてる未来を望むノエルは、13-2エンディングでセラと一緒に死んだのかな。
考えれば考えるほど悲しい。
だいぶノエルに話が寄ってしまったのを、ちょっと戻しつつ。
世界観としては、終末ならではの暗さとか……もっと出ててもよかった。普通に暮らしてるのと変わらない雰囲気。
すごく細かいことを書くと……
上のどっかにも書いたかもですが、動物が減って、食糧危機にならなかったんですかね。植物があるといっても、ウィルダネスだけではノウス・パルトゥス全体の食はまかなえなさそうです……。
そこでまた人同士の争いとか、ありそうですし。
ライトさんもかわいかったし楽しみましたけど、やっぱり、解放者はそれでいいのか感が否めない……。ライトさんが悪いわけじゃないです。雰囲気の統一感の問題。
キャラとしては、なんか、一途なのはいいけど、もう少し何かがほしかったなーー
ノエルはルミナに渡された予言の書でユールしか考えてなくて、お前に人は殺せないとライトさんに諭されたら闇から復活。
スノウはまあ約束のペンダントと、同じくライトさんに諭されたら復活。(でもライトさんとスノウは何だかよかったな)
サッズさんも……。
心の闇って何だろうな、と急に考えてしまいました。
深い心の闇を抱えている、とあったので、どんなもんなんだろうと気になってたんです。
だけど、それが、約束を守れなかった。婚約者の死に何もできなかった。息子が目を覚まさない。
そう書かれてしまうと、なんだか急に……すみません……大事なことだと思うんですけど……それは、ノウス・パルトゥス中の他の人を大きく凌駕する闇や混沌なのかな、と思ってしまったんです。サブクエにも祈りのキャンパスにも、恋人や家族を亡くして悲しんでいる人達はたくさんいたし……
心の闇。人間としてのどす黒さ。そういうものがノエルやスノウやサッズさんやいろんな人に降り掛かった時、どうなるんだろうなあって……思ってたんです……。
(まあ……ノエルの、セラの忘れっぷりは、ある意味では確かに黒かったけど……)
あ、カイアスとユールのは確かに闇だなと思いました。強力に。
ストーリーは、やっぱりもっとキャラ同士の絡みが見たかったし、最後の日との関連があってもよかったなと思います。
自由度のあるゲームだから関連性を持たせられない、というのもわかるけれども。
ファングとヴァニラはメインストーリーとも関係があって、よかったなと思います。
最後の日については、ファンヴァニ&ノエル&ルミナはいいとして、スノウとサッズさんの存在感の薄さ。なぜ。
スノウは上から降ってきただけに思えたし、サッズさんはより一層悲しい。
全体的には、確かにハッピーエンドだったと思うけど、丸くおさめようとしていろんなものを削って、取ってつけた感のある話が多かった……気がする……
ライトさんを魅せることにこだわった話、とあって、実際ライトさんの物語だったなと思うんですが。
ある意味ではホプライ人気頼みな気もして……
ライトさん以外の人が微妙だと思ったのかも。キャラの気持ちも、どこか説明文を読んでいるようで。辛くて。(まあ前作もそうでしたけど)
ここで少々、過去のインタビューを振り返ってみました。
「ライトニングの名前を冠するタイトルである以上,彼女の物語については,プレイヤーが満足して完全に完結するものにしたいと思っていますので,ご安心ください。」
「ストーリー的にも完結編にふさわしく,ライトニングの物語が大団円を迎えるのはもちろんですが,前2作からの謎になっているところも今作ですべて明かされます」
「すべてのライトニングファンが満足できるように頑張って制作していますので,ご期待ください。 」
そっか、あくまでライトさんの話……
確かにいちライトニングファンとして考えれば、よかった気がしますね。
13では後半ファングの方が目立ち、13-2ではほとんど出てこなかったですし。そういう意味ではLRではバッチリです。
ほんとライトさん愛に溢れてたと思います。ホプライなのもよかったなと思ってます。(というかそれすらなかったらきっと叩き割ってた)
でも、いち、13-2と、ノエルというキャラ、ノエセラの信頼関係が好きだったファンとしては、納得感の少ない物語でした………………………………………。
ノエユルを応援するにも、あまりに過去のこともセラもカイアスも無視しすぎて、素直に応援まで行けない……すみません……
友達ノエセラだっていいとまで思ってたんですけど、それすらなんか皆無じゃないですか。
スノセラもせっかくならもう少し演出があってもよかった……
ホプライとファンヴァニはもう絆の強さは充分伝わりました。笑
でもねえ、もう。13-2は何だったんですか。
13シリーズは、13で最後ファングさんの出番を少なくして、ライトさんを出しておけばよかった。そのまま13で終わればよかった。ノエルは続編キャラとしてもったいなかった。うん。突き詰めればこれにつきるに違いない。
LRFF13の人達の心の闇は消え去ったかもしれません。
代わりに私の心が闇堕ちしました。笑
制作陣にはちょっと考えてほしいです。
もうそろそろ、話をなかったことにするのはやめてほしいです……。
FF13-2では13のエンディングをなかったことにし、LRFF13では13-2の旅の思いをすべてなかったことにしましたよね。
何なんですか。一体。
ここで、作り物のセラに言ったライトさんの言葉を再度。
「少し言わせてくれ」
「結果だけ見れば失敗だったかもしれない。かといって、旅の間の想いや出会いを、すべて否定はしないでほしい」
これです。
そっくりそのまま制作陣にさしあげたいです。
周回プレイ、する意欲が……
するとしてももう単純にゲームシステムをもう少し楽しむ、というくらいかなあ……
ルクセリオのメインイベントは多分当分見ないと思います(^^;
FFは移植版含めて1から派生作品に至るまで結構プレイしてきますが(あ、オンラインは別です)
とりあえず、今回ので……13-2〜LRで、もういいかなと思った。
FFは結構ストーリーが好きだったんですよ、前はね。だから、ゲームやることが少なくなってきても、何とかFFはやってたという感じなんですけど。
でも、今後は少なくとも……スタッフの名前を見て考えますよ……
何かこうして悶々と文句ばかり言ってると嫌な気分になりそうなので、ちょっとこうだったらきっと自分的に納得したかも……?!というのを考えてみました。
キャラの絡みがあればよかったっていっても、どんな絡みがあれば満足だったんだろう……とかいろいろと……
以下は公式を入れつつ無視した、かなり個人的な好みの入った無意味な妄想全開の駄文ですので、もう何でもいいから読んでやるという方以外にはオススメしません(^^; 先に謝らせてくださいすみません。
-
不可視の混沌の溢れた世界。その中でリーダーとして人類をまとめ混沌と戦っていたホープ・エストハイムが謎の失踪をしてから、秩序は乱れ、人々の心も混沌に溢れるようになった。
- 神を信じれば魂が救われると説く、宗教都市ルクセリオ。聖女ヴァニラをまつりあげ、悔い改めよと人々に説く。しかしその教えは万人を救済するものではなく、ブーニベルゼの作る新しい世界にそぐわない弱者を切り捨て、反発するものを弾圧していた。
- ルクセリオの暗黒街にいるのは、セラの命を落とし、世界と人々の生活を壊した罪と無力感に苛まれ、生きる希望を失っているノエル。
ホープの失踪後は行くあてもなかったが、「罪を償うには、これしかできない」と、救世院から救済されない者達を集め、暗黒街で暮らしている。今の世界が終わり、新しい世界ができるのであればできるだけ多くの人を救いたいと思っているが、自分自身は生きる希望が抱けず、その時には自分も死ぬと思っている。
- 救世院に反発し、自分たちのやり方を通して生きようとする者達と、女神エトロを信仰(=ブーニベルゼ教と対立)する人達がひっそり暮らすウィルダネス。唯一豊かな自然の残る地、ノウス・パルトゥスの作物の供給源。
ここにいるのはサッズさん。従わない者達を弾圧する救世院への対抗手段としてウィルダネス中から人を集め、自衛のために飛空艇を組織している。長らく膠着状態。いろんな調査やルミナの話から、ドッジくんが目を覚まさないことの理由が救世院にあることを突き止め、均衡を破り飛空艇団を率いて救世院を攻撃する。(ルクセリオを舞台にしたシミュレーションRPG風のイベントがあってもいいなあ)救世院に乗り込んだところでヴァニラが現れる。
「サッズ、お願い、やめて……!」
「……ヴァニラか。ドッジの魂はどこだ! 今すぐ返してくれりゃ、今日のところはすぐに帰ってやる!」
「あの子の魂は……今、私と一緒にいるよ。
あの子はね、ずっとサッズと一緒にいたけど。サッズが苦しむのを見て、自分でもどうにかしたいって思ってくれたんだよ。だから、私のところに来たんだよ」
「……何言ってやがる。おい、聞こえてるんだろドッジ。お前のやってることはな、父ちゃんとウィルダネスのみんなを裏切って、みんなを苦しめる敵に寝返ってるってことなんだぞ。……ちょっと、間違えたんだろ? 今ならまだ大丈夫だ、さあ、父ちゃんと帰ろう」
「行かないよ。あの子の意思で来たんだよ。だから……今は、返してあげられない」
「あいつは、子供だぞ! あいつの親は、俺だぞ! 子供が親の元に帰ってきて何が悪いってんだ!」
「500年も生きてるんだよ……? 見た目は子供だって、自分で考えることくらいできるんだよ! だけどサッズといると、いつまでも自分の意志で行動できないから……」
「ドッジ! 何なんだよ! 自分の意志? それで自分だけ救われようってのかよ?!」
「なんで信じてあげられないの!」
「何だってんだよ……いくらヴァニラが相手でも、許せねえ。ドッジのためなら、手段なんて選んじゃいられねえんだよ!」
とバトル。
- 一方、悦楽を追求してやまない人達が集まる街ユスナーンを率いるスノウ。ルシの力で混沌を抑えユスナーンを守っていたが、セラを失った喪失感を埋めるために、自身も快楽をむさぼるようになってしまう。そのうちにユスナーンの人々の心の混沌を抑えられなくなる。罪悪感も感じつつ自分やユスナーンの人たちの楽しみを続けるために軍隊を率いてウィルダネスに侵攻し、そこで生き残っている数少ない動物や、わずかな畑を奪うために戦いを始めようとする。
「ウィルダネスを攻めるんだってね」
「……ああ、お前の言う通りな。……満足か?」
「スノウが満足なら、満足!」
「そいつは、よかったな」
「元気ないじゃない。……なんで? 私だっているのに。セラがいないから?」
「わかってるじゃねえか」
「また、それなんだ。——どうして、セラなの。どうして、セラじゃないとダメなの。私だって、これでもスノウのこと考えてるのに。私だって、気にかけられたいのに! 愛されたいのに! 振り向いてほしいのに! ねえ、どうしてセラばっかり愛されるの? 私だって小さくて……まだ子供で……守られるべきなのに。見た目だって、似てるのに。どうして? なんで死んだセラの方がいいって言うの……? ……どうして、スノウ……」
ふと、相手を見つめるスノウ。
「……ライトニング?」
「私はセラでもライトニングでもない。ルミナだってば! スノウがそういうつもりなら、もう知らない! 私だって好き勝手にやるんだから!」
出て行くルミナ。
- ウィルダネスが侵攻されたという話を聞いたサッズさん。「ちくしょう! ここまで来て……!」と言いながら、ウィルダネスに急ぎ帰っていく。そこでスノウと対峙。
「よう、久しぶりだな」
「久しぶりの挨拶にしちゃ、派手すぎねえか。一体なんだってんだ!」
「別に。どうせ世界だって終わるんだ。だったらとことん楽しむことの何がわりいんだよ」
「そんな身勝手な理由で……略奪しようってのか!?」
「俺だけじゃねえさ。ユスナーンのみんなが望んでる。みんなさ、苦しみを忘れさせてくれる快楽がなけりゃ、もう生きてけねえんだ。
最初は俺だって混沌を抑え、ユスナーンを支えてた。けどな、問題は混沌だけじゃねえ。人の欲望っていう混沌はよ、もう今のままじゃ俺でも抑えきれねえんだ。……みんなが望むことを叶えてやるのが、太守の役目ってもんだろ? ……てさ、……セラが言うんだ」
「……おい、嬢ちゃんはもう……そいつは……」
「セラだってルミナだって誰だっていいさ。とにかく俺は、戦う。身勝手とでもなんとでも言えよ。
……そういや身勝手といや、あんただって同じじゃねえか。聞いたぜ、ドッジのこと。息子のために、ウィルダネス中を巻き込んで救世院と戦争をおっぱじめたんだってなあ」
などなどと言いながら、ウィルダネス軍とユスナーン軍の戦闘。多分ここもSRPG風。あれ、あまりにもサッズさんがかわいそうになったせいなのか、やけにサッズさんが多い。
- 一方ウィルダネス軍を退けた救世院は、治安維持という名目で、一層反対派の弾圧を強める。力のない"救われない"人達の集う暗黒街に本格的に侵攻。治安維持隊にいるのはファング。抵抗するノエルだが、囲まれる。
「どっかで見かけた顔じゃねーか」
「……何のことだ」
「つれねえな。昔助けてやったのによ」
「俺は……知らないな。あんたみたいな奴!」
ファングに斬りかかる、ノエル。
「なんで……こんな風に、人を苦しめる! 人を……できるだけ多くの人を新しい世界に導く。それが救世院じゃないのか?!」
「なに甘えこと言ってやがる。てめえもグラン=パルスで生きてきたなら、知ってるだろうが。この世界は弱肉強食なんだ。連れていける命には限りがある。だったら、少しでも強い奴を連れてくだろ」
「人の命に、いい悪いなんてない! 連れていくなら、みんな連れてくのがあんたたちの役目だろ?!」
「んなこと、できねえんだよ! 誰が新しい世界に連れてくと思ってやがる! たくさんの命を連れてったら……それだけで、聖女は……ヴァニラは命を落としちまうんだ!」
反撃するファング、窮地に追い込まれるノエル。
「……なあ、てめえならわかるよな、時詠みの守護者。ヴァニラのために……守りたいもののために、人を殺さなきゃならねえ時もあるってことをよ!」
ここできっとまたバトル。
- 何とか危機を脱したノエルだが、救世院の弾圧は止まらない。そこでルミナ登場。
「もう……かわいそうなノエル。ヒントがほしい? ふたつあるけど」
「……ヒント?」
「そう。一つは、解放者を殺すこと。もう一つは……女神エトロ」
「……!」
「懐かしい名前でしょ? ノエルのいた村でも昔、信仰していたんだもんね」
「それが……なんだ。俺はもう……エトロは」
「そういうかもしれないけど。ブーニベルゼを祀る救世院に対抗するなら、女神エトロの力が役に立つんじゃない?」
「……」
「ウィルダネスにはね、女神エトロを祀る村と……女神の神殿があるの」
「女神の神殿……?」
「あそこになら、あなたに力を与える何かがあるかもね? ふふ、わかんないけど」
- 解放者のことを考えつつも、まずは女神の神殿を訪れるノエル。と、そこの神殿にはカイアスの姿が。
「カイアス?! 生きてたのか?!」驚くノエル。
「……死んではいない。しかし、生きてもいない。
私はただの、生ける屍。ユールの望むままに死に、ユールの望むままに生きる存在」
そこには、かつてノエルが反発しながらも尊敬した師匠の姿はなかった。うつろな目でユールにかしずくカイアス。
ユールが人でなく混沌であること、この世界を崩壊させセラを死に至らしめた真の原因であることを知り、また激しすぎるカイアス愛をかいま見てしまう。
「もう一度生きたい、またカイアスと逢いたい。その想いが幾重にも重なり、やがて一つの闇を孕んだ……」
それらの言葉を聞き、驚愕するノエル。
「なんでだよ、俺、ユールのために戦ってきたのに。時を守ってほしいって言ってたのに、あれも全部嘘だったってのかよ! ユールの……ユールのせいで、世界が壊れて、みんな苦しんでるんだぞ! セラも死んだんだぞ! それも全部、カイアスのためだってのかよ!」
「そう、カイアスのため……わたしの、唯一の望み」
「人を犠牲にして……世界を壊して、何が望みだ!
……それで、カイアスのために世界を壊しておきながら、今度はカイアスを殺せ? ユールの気まぐれのために、どれだけの人が苦しんだと思ってるんだ!」
「……気まぐれじゃない。わたしはただ純粋に、カイアスに会いたかっただけ。カイアスに喜んでほしかっただけ。それが悪いの……?」
「ああ、悪いだろ! そんな無邪気な悪意で、俺は……みんなは……俺の望んだ、みんなが生きてる世界は……——!」
よりノエルの心の闇と混沌が深まる。怒りに任せて女神の神殿を破壊し、カイアスを殺そうとするノエル。
「……ごめん、セラ。コロシアムで見たっていう黒いユールの話、信じてやれなくてごめん……
罪を償うためにと、今まで頑張ってきたけど。……もう、何だっていい。この中途半端に残った世界も、今すぐに、全て壊れてしまえばいい」
ノエルに混沌の力が集まり、救世院も暗黒街も含め、ノウス・パルトゥス中を破壊し尽くそうとする。
- ……ということを箱舟でホープが説明。
「……とまあ、これが進行中の状況です。これらの戦いは、今も刻一刻と、多くの犠牲者を出し続けています。この戦いを止めなければ新しい世界に連れていく魂がいなくなってしまいます。それに一緒に戦ったみんなも命を落としてしまいます。ライトさん、お願いです。13日間でみんなを……できるだけ多くの命を助けてください。それがセラさんを助けることにもつながります」
「この状況をそんな短期間で……どこからどう助ければいいと言うんだ……」
「そうですね……迅速に、適切な順番で救わなければ、誰かを救ったのと同時にどこかで誰かが死ぬことになってしまいます。かといって、移動時にも小さい戦闘に遭遇するかもしれませんが、それを放置してしまうとそれもまた犠牲者が増えてしまいます。小さい戦闘もできるだけ戦って命を救いつつ、しかし迅速に行動してください」
「……頭が痛い話だ」
「それと、仲間のみんなと戦うことになるかもしれません。でも、気をつけてください。ダメージを与えすぎてしまうと、死んでしまいます。ある程度に留めてください」
「時間を気にしながら、かつ手加減しながら戦え……と? そんなことができるのか……?」
「ライトさん。できるできないの問題じゃないですよ」
「……お前、それを言いさえすればいいと思っていないか? 大体、お前は見てるだけのくせに」
「すみません。でもちゃんとナビゲートしてるじゃないですか」
「わかりにくいんだ。追いましょう!探しましょう!じゃなくて、もっとカーナビのように前に進めとか右に曲がれとか言ってもらいたいものだな。すぐ迷って時間も食うし、風景に酔うんだ」
「探索の楽しみがなくなったらRPGの醍醐味がなくなるかと思いまして。それに、行く先は自分で決めるって言ったのはライトさんですよ」
「揚げ足を取るな、時と場合によるだろう! それにホープ、お前こそ、時間が限られていると言ったばかりだろう!」
「まったく……わがままで世話の焼ける人ですね、ライトさんは。わかりました。じゃあ手取り足取りモードと自由奔放モードの両方用意しますよ。自由奔放モードで寂しくなったら僕を呼んでくださいね。手取り足取り何だって教えてさしあげますよ」
「地上が大変だって時に、楽しそうだな……お前ら」
「ほんと、いい気なもんね。それにめかしこんじゃって、デートにでも行こうっての? ったく解放者って、ほんとに何様なんだかね」
話が逸れた^^;
だいぶ本来の設定とずれてきて、全くFF風じゃないメインクエスト……(^^;
エンディングについては、もしどうしてもノエユルって言うならこうがよかった。カイアスとか黒ユールとかセラとかいろいろ気にしてほしかった妄想。地の文とかあんまり書いてなくてこれもざっくり書きです。
あ、でもホプライについては文句もないので特に書いてません。笑
「——だが、死の神は必要だ。死者を見守り、救う神がな」
「だから私たちは冥界へ——死の闇に身を投げましょう」
はっとして二人を見上げ、拳を握りしめるノエル。
「……今までのこと、許せないって気持ちは、ある。ユールも、カイアスも。あんたたちがいなければ……お互いのためにすべてを犠牲にしたいとまで思わなければ、……この世界の苦しみはなかったんだ……!」
「……そう思うのは、当然のこと。これは、世界を巻き込んだ償い。私たちには、冥界こそふさわしい」
感情を交えず、淡々と話すユール。
「だけど……だからって、死んでほしくない。俺は! ……ユールにも、カイアスにも、ちゃんと生きてほしい! ……ちゃんと生きていかなきゃ駄目だ……!
なあ、今まで二人で同じ時間で生きたいのに、生きられなかったんだろ? だけど、女神の呪いはもうないんだ……! やっと、同じ速度で歩いていけるようになったんだ……! 死の闇に身を投げる必要、ない……!」
「……ノエル。君は一人前の守護者だ」
「そんなお世辞、今更いらない……!」
「お世辞ではない。君がそんな風にまっすぐに育ってくれて、嬉しいよ。わざわざ手間をかけて鍛えた甲斐があったというものだ」
「何なんだよ、一体……!」
「——君のようなまっすぐさが、私にもあったならな」
ノエルを突き飛ばす。
「……私はたくさんのユールと一緒に、冥界から君を見守っているとするよ。せめて君が、君のユールに生きることを教えてやるといい」
「っ、……カイアス—————!」
カイアスとたくさんのユールが闇に呑まれていく。
「なんでだよ……カイアス……」
切り離された最後のユールが現れる。
「……ごめんなさい、ノエル……今まで……」
「っ、俺……」
ああ言ったものの、少しわだかまりの残ってるノエル。
"ひとりひとり違う、ユール。だけど、魂は一つ。だったら、俺のユールは……? でも、だけど……"
そこで、セラが進み出る。
「ノエル。……ユールのこと、許してあげて」
「セラ?! ……どうして。セラだって……」
「ユールだけじゃない。みんな、同じなんだよ。少しの気持ちで大きな過ちを犯して、たくさんの人を犠牲にしてしまうことがある」
「ああ、……そうだな。ここにいるみんなが、同じだ。まったくお前達ときたら、世界の終わりで争ってばかりいた。……悪いことをしてやろうとしたわけじゃない、だが、それぞれが自分の心の大事な部分に従った結果、まさに破滅に向かうところだった。……おかげで、私は大変だったんだぞ」
「……ライトニング。ごめん」
口々にライトニングに謝る面々。
「……別に、……"私"だって、暴走して——また一つ、大きな過ちを犯すところだった。……人のことは言えない」
「そうだよな……まさか、ルミナが義姉さんだったなんてな。俺、何か変なことしてねえよな……?」
「スノウ。そういう過ちの話は後でゆっくりと伺いましょうか?」
「い、いやマジで何もねえって?!」
「はは、語尾があやしいですよ、スノウ」
ひとしきりみんなで笑ったりしながら。改めて、ノエルを見上げるセラ。
「ねえ、ノエル」
「……え」
「みんな同じ。私だって、同じだよ。たった少しの好奇心で、ルシになって、たくさんの人達を犠牲にしてしまった。たくさんの命が失われた。ヴァニラとファングをクリスタルの柱のまま、何百年も眠らせることになった。……そしてお姉ちゃんも失って、スノウも帰ってこなくなった。ノラのみんなに心配ばかりかけて……って。
いつか、話したよね。夢の中に迷い込んで、そんな過去の全てをなかったことにできるならって思ったって。
でも、……だけど、ノエルが———」
泣きそうになりながらも、ノエルを見上げるセラ。
「——あの旅の中で、ノエルが……"過去がなきゃ、今この瞬間の俺もない"って言ってくれたから。……だから、私は立ち上がれたの。だから私は前を向いていられたの……」
「……俺が」
「過ちを犯したかもしれない。だけどああやって、ノエルが立ち上がらせてくれたから、だから私は今ここにいるの……!
思った以上に時間はかかっちゃったかもしれないけど、未来、変えられたよね……? 新しい未来……新しい世界。これからはノエルも、死を見て生きるんじゃなくて、生を見つめて生きることができるんだよね……? 私でも、守られるだけじゃなくて、守れたよね? 誰かの役に立つことができたんだよね……?」
「……そんなの……」
「……セラ……お前」
過ちの記憶がなかったことになればいいと語った作り物のセラを思い出して、感慨を覚えるライトさん。
「みんな、同じなの。だから……ユールのこと、許してあげて。過ちがあったかもしれない。でもノエルが言った通り、ユールはもう悲しい運命から逃れたの。ユールの本当の人生は、これから始まるんだから……! だから……みんなで一緒に、生きよう……?」
俯きながらセラの前に進み出て、セラを見上げるユール。
「セラ。……"わたし"の中の暗い闇が、世界を破滅させ、あなたの命も奪ってしまった。その事実は、消えることじゃない」
「……ユール」
「だけど……もし許してもらえるなら。今からでも、大丈夫? ちゃんと生きて、まっすぐ歩いたら、わたしもセラみたいになれる……? 掟や運命に縛られるだけじゃない。人に守られるだけじゃない。自分で運命を作れるようになれるかな……?」
「そんなの……ね、ノエル」
「……ああ、当然」
ユールを抱き締めるノエル。
「ユールは、約束……守ってくれた。ちゃんと、また……会えた。それが、大事だよな……?」
「……ノエルも。"わたし"のこと、許してくれるの?」
「許すなんて……大それたものじゃない。俺だって……過ちを犯すところだった。
その……変にこだわってごめん、ユール。セラの言う通りだった。これからは、新しい世界が始まる。……俺たちにとっては、今からが新しい人生。だから……最初から、始めよう」
「うん……ありがとう、ノエル……。カイアスも言ったように、わたし……頑張って、生きる」
涙ぐむユール。
「セラくらいになるのは、きっと簡単な道じゃない。だけどユールなら、当然……なれるよ。セラみたいに、優しく……強く……」
「うん……」
「だけど……あんなに食いしん坊になる必要はないんだぞ」
「ノエルっ! ……そういうのは、今はいらないでしょう?」
「悪いなんて、言ってない。そういうところも……セラらしくて」
今度は、セラを抱き締めるノエル。
「……セラ、……本物」
「うん……本物、だよ」
「………ありがとう、セラ。……それと……あの時は守るって約束したのに……守れなくて、本当にごめん。俺の方がずっと……セラに守られてただけで……」
ノエルきっともうぼろ泣き。
「ううん、そんなことないよ。ノエルが守ってくれたからだよ……。ノエルが私を立ち上がらせて、隣で守ってくれたから……だから前に進めたんだよ。……そのおかげで、今はこうして……みんなでいられる。新しい人生を始められるんだから。ノエルの未来も、守れたよね……?
だから……あの時の言葉、もう一度言わせて。——ありがとう」
「——うん。俺も、ありがとう。未来、守ってくれてありがとう………セラのおかげで、こうして生きてる。……また、会えて……よかった」
………だとよかった!!
抱き締めすぎですねノエルさん。でも!!!こんな雰囲気の方が……よかった……(><)まだ、納得できた!気がする!!あくまで自分的にはですよ……!
ちょっと前書いた発売前妄想(→
Embrace)みたいな感じです。
わーそれとどうしても全員を会話に入れてあげられなかった。ちょっとあまりに登場人物が多くて……
あっでもモグはどうしても入れたい。
「モグも、モグも混ぜるクポ!」
「モーグリ!」「モグ!」
「セラにも、ノエルにも会いたかったクポ……!」
「ありがとう。よかった、モーグリ……」
「お前も、元気にしてたか?」
「も、もちろん元気クポ……! でも……500年ぶりにやっと会えたのに、もうお別れクポ。もうこの3人で旅することも、もうないのクポ。一緒に美味しいものを食べて回ったりできないのクポ。投げられたりブタネコ呼ばわりされたり、デコピンされることもないかと思うと……寂しいクポ……」
「……モグ」
「また……会えるよ。だって今だって、また会えたんだから」
「そうだな。また、俺たちのところに戻ってこいよ。……好きなだけぶん投げてやるから」
「私は……その、次からはできるだけ、デコピンはやめる」
「クポ?! ラ、ライトニング様……もう、デコピンしてくれないクポ……?」
「大丈夫ですよ。ライトさんも、照れ隠しはやめるって言ってるんですよ」
「……ホープ! でも……そうだな。次抱きつかれた時は、できるだけ受け止めるようにするさ」
「……嬉しいクポ。……モグは、ライトニング様にお仕えすることができて……セラとノエルと旅することができて……いいおきらく人生だったクポ……!」
いやはや、お粗末様でした(^^;
ちょっとした感想のはずが結構な文字量を書いてしまいましたけど。
このやりきれない気持ちのはけ口のような長文乱文に長々とおつきあいいただき、本当にありがとうございました!!
これをお読みになった心の優しいどなたか、混沌にまみれた私の心の闇を救ってください……