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だって、あなたがそこに:セラノエセラ

(ノエル、真剣に何か情報検索中。無言でノエルと背中合わせに座って寄りかかるセラ@ラグの上とか) 「……」 (セラ、リズムつけて寄りかかってみる) 「ん、少し待って、セラ。今調べてる」 「……」 (くるっと回って横を向いたままノエルの片膝の上に乗ってみるセラ) 「……セラ?」 「……」 (膝をこえてノエルの真ん前に陣取ってみるセラ) 「そ、その——セラ。画面……見えない」 「そう、だよね」 (動いて、ノエルの隣に座るセラ) 「ノエル」 (呟いてそっと寄りかかって、頭を預けるセラ) 「ど、どうした? セラ」 「ねえ、ノエル」 (手を取って、指を絡めつつ) 「……ノエル」 (潤んだ目で上目遣いで囁くセラ) 「えっと……あ、うん……」 「……」 「……」 (固まるノエル 笑) 「ね……ノエル」 「う、うん」 「まだ……なのかな?」 「な、何が?」 「……」 「……」 (数分) 「……そ、その。もしかして」 「……なあに?」 「腹……減ったのか?」 「……」 「……」 (ふいっと背中を向けるセラ) 「あ、あれ……  セラ? ど、どうした?」 「……どうもしてないよ」 「その……怒った?」 「何に怒るの? ノエル、いつも通りだもんね」 「……いつも通りって」 「だって……」 (振り向くしょんもりセラさん) 「だって……全然相手にしてくれないんだもん」 「そ、そんなことない! その……今から行く場所、調べてただけ。ほら、ずっと行きたいって言ってただろ」 「それも、そうなんだけど」 (しゅん) 「……会えて嬉しいの、私だけなのかな」 「な……なんでそうなる!」 「だって……  いつもは遠くて、なかなか会えないんだから。やっと会えた時くらい、私も甘えたいよ……」 「……甘える?」 (びっくりした顔のノエル) 「……もしかして……甘えてるの、気付いてもらえてなかった、のかな」 「ち、違う。気付いてた!」 「じゃあ……気付いてたのに、無視したの?」 (落ち込んでまた背中を向けるセラさん) 「じゃ、なくて! そ、その……そういうつもりなのか、確信なくて。俺の勘違いかもって、我慢してた」 「……我慢?」 「……するだろ? セラのああいう顔、反則」 「ああいう顔……」 「全く、自覚があるのかないのか——でもおかげで今は、俺も何とか理解したつもり」 「……何を?」 「……その」 (ふう、とため息&咳払い。向き直る) 「今日のセラは、外に出かけるよりも——」 (背中から、そっと抱き締めたり) 「家の中で、こうしてたいんだよな」 「……うん」 (静かに頷いて、微笑みながら頭をノエルに預けるセラさん。次いで微笑むノエルさん) 「俺も、賛成」 「……本当?」 「うん。——…でも、それにしても」 「え?」 「どれだけ俺が会いたいって思ってたか、セラは疑ってたってことだよな」 (ため息まじりノエルさん) 「えっ、あ、そんなわけじゃ」 「いいんだ。俺も、反省。……でも、ちゃんとわかってもらいたいな。俺がどういう気持ちでいたのかって、さ」 (セラを振り向かせてごにょごにょもにょもにょとか)
「そういえばノエルはセラにがんがん甘えてほしいんだけど、セラもたまにはノエルに甘えてもいい……けど……実際どう甘えるんだろう?」と思ったところから始まった空柴さん、チヒナタさん、びじさんとのやり取りの結果です。ちょっとだけファミ通ベース。 セラって妹なので甘えられるとは思うんですけど、(でもまあ両親が早くに死んでしっかりしてたしあの姉に甘えられたのか……とかそういう疑問はともかくとしてw) ノエル相手だとどうなるんだろう?とあまり想像がつかなかったんですよね…… しかもノエルはそれにちゃんと対応できるのかっていうw で、こうなりました(^o^) みなさんの案が素敵でした… やっぱり一度はちょっとした食い違いがあっても、でも一緒にいるのが嬉しい雰囲気が出せてたらいいなあ〜と思ってます。 セラが猫っぽいと言われたのですが、確かに猫っぽくなってますね……w

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